あなたの愛犬は何を選ぶ事ができますか

まめちしき



突然ですが私たち人間の日常って選択の連続ですよね。






選択の連続・・・?

あまりピンと来ないけどそうなのかな??




朝起きて、まずトイレに行くのか顔を洗うのか、ご飯を食べるのか。


朝ごはんはお米かパンかシリアルか…


女性ならどんな化粧をしようか



髪型はどうしようか、服装はどうするか…





挙げればきりがないくらいに細かな選択の連続です。



言われてみれば確かに!無意識に色々と選択しているわ。






では、あなたの愛犬はどうでしょうか?


あなたの愛犬が自分で選んで行動する事は、日常生活においていくつあるでしょうか?




応用行動分析学という分野を飼育下およびコンパニオンアニマルへ適用した第一人者である

スーザン・フリードマン博士の言葉に



「動物たちの生活に重要な事柄について、可能な限り動物たちが自ら選択し、行動し、結果を獲得できる環境を提供すべきである」







というものがあり、これを見た時にふと、我が家の晴に当てはめてみました。





(その当時)晴に選択権があったものは、




排泄をする・ご飯を食べる(ただし出てくるタイミングは人が決める)・水を飲む




・・・あれ?これだけ????




かなりの衝撃を受けました。




言われてみれば、ご飯のタイミングも、お留守番をするのも、散歩に行くのも、

お散歩に行く方向や場所も、おやつやご飯の種類も、おもちゃで遊ぶタイミングも

ブラッシングをするのも、夜に就寝するタイミングも



殆どの事が晴に選択権がありませんでした。





なんと不自由な事でしょう。まるで刑務所の中の囚人です。







でも、一緒に生活する上である程度はしょうがないわよねぇ。。

好き放題させていて色々壊されたり、あちこちでオシッコされたら大変だもの。







何でも自由にさせると、色々なもの(例えそれが家具や靴下であっても)で遊び破壊し、何でも食べ、あちこちで排泄し(トレーニングをしなければ基本的に寝床以外の場所はトイレの対象です)、家の中はめちゃくちゃです。



でもこれは犬の犬らしい正常な行動なんですよね。



人間社会で暮らす上で、「人にとって」困る行動なんです。







とはいえ、やはり困るので、私たちはありとあらゆる事を制限し強制しがちです。





必要な制限はもちろんあるのですが、




それを踏まえた上で犬に接する事と



選択の機会を与える事が重要ではないでしょうか。





例えば、お留守番。タイミングは仕方ないですよね。



誤飲や誤食などをさける為にある程度エリアを制限して、物を出しっ放しにしない事も必要です。




ただし、お留守番中ずっとクレートに入っておくのではなく、



動く事が出来て、

排泄をする事、

休む場所や、

水を飲んだり

退屈をしのぐものを選ぶ事が出来るようにする事は可能です。




我が家ではリビングや私の部屋でお留守番をさせる時、



寝る場所は自由に選べるようにしています。





クレート・クッション(壊して誤飲してしまう場合は適さない)・フローリング

など、気温や気分で選ぶ事が出来ます。





もう破壊行為は無くなったので、おもちゃもおもちゃボックスに入れて出していますが

今は晴だけでは遊んでいる様子はありません。





仔犬の頃はかじっても大丈夫なおもちゃだけ出しっぱなしにして、柔らかいものは一緒に遊ぶ時以外はしまっていました。



お水は当然自由に飲める充分な量を用意しています。





トイトレーニングが出来ているので、リビングや部屋でフリーにしていても排泄の心配はありません。


ただし、机の上や届くところに食べ物を出しっ放しにせずに、



ごみ箱もフタが無いものは外に出しておきます。



安全を保障するための管理を行う代わりに、

選択できる事を用意しておきます。






また選択権を与える事を意識し出してからは



日常生活にも多く選択する機会を設けるようにしました。





遊ぶタイミングも


晴が遊びたくなったら


おもちゃボックスから好きなおもちゃを選んで持ってくるので


可能な限りそのタイミングで一緒に遊ぶ。




お散歩に行く前に、声を掛ける。



「お散歩に行く?」



これ、私が言うと100%の確率で喜んで玄関に続く扉の前に行くのですが





私といる時に父親が声を掛けると、



なんと晴は「行かない」という意思表示をします。



その場から動かず父親から顔を背けるんですね。




父親は切ないですが




この時は晴の意思を尊重してお散歩には行かず




タイミングをずらして再挑戦したり、私が行く事にしたりします。




私と散歩に行く時は、匂いを嗅ぐために立ち止まったり




行きたい方向を選んだりできるようにしています。




どうしても行かせたくない場所や方向がある時は、無理やり引っ張らず



「こっちに行こう」と声を掛け誘導し、




最終的には晴が自分から動き出すようにします。



その他にも、夕食後リビングにいるか私の部屋に行くかを選べるようにしたり





ブラッシング等のケアを嫌がったら無理強いせずにやめるようにしています。



続けるかどうかの選択権を晴に与えるんです。





実は昔はケアは必要だからと、無理やり我慢させて行っていました。


そうすると、そのケアがどんどん嫌なものになってしまいます。



無理して毛玉を取った時は、しばらくブラシをみたら近寄ってくれませんでした。




じゃあどうすればいいのかというと、


そのケアを続ける事を好ましいものとして


晴自身が選択できるようにアプローチしていきます。



この方法については長くなるのでまた今度。



現在はこの方法で様々なケアに取り組んでいます。





犬と過ごす全ての場面において


私たちがして欲しいことを強制するのではなく



好んで選ぶようにする事が大切です。




選択する余地のないものについては


せめてそれが犬にとって好ましいものであるように工夫してあげましょう




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「嫌だ」という意思表示を受け入れてあげる事で

犬からの信頼も強くなります。



なるほどと感じてくれた方は

少しずつで良いので愛犬が選べる状況を作ってあげてみて下さい。






あなたの愛犬が選べる事はどれだけありますか?

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